投票してきたったった―― 期日前投票のおすすめ

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選挙は、選挙期日(投票日)に投票所において投票することを原則としていますが(これを投票日当日投票所投票主義といいます。)、期日前投票制度は、選挙期日前であっても、選挙期日と同じく投票を行うことができる(つまり、投票用紙を直接投票箱に入れることができる)仕組みです。

総務省|期日前投票制度の概要・メリット

“投票日当日主義”には何のメリットもない。

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たとえば、これ。世の中には天邪鬼だの判官贔屓だのが多い*1から、こういう報道ひとつで“空気”が変わり得る*2。けれど、投票というのは本来、自分の考えを表明するためのもので、それ以外の目的で行使すべきではない*3。周りの雰囲気に流されて投票すれば、本来の支持に乖離して、特定の党へ過大な権力を与えてしまう。美人投票とバブル経済のメカニズムにちょっと似ているので、“バブル政治”現象と呼んでいいかもしれない。

それでなくとも、デマゴーグの暗躍がすさまじい。投票日が近づくにつれてますます酷くなる。自民党が基本的人権を否定して徴兵制と戦争を画策してるだの、民主党が選挙カーで迷惑なことをしているだの*4。インターネットでの選挙運動を解禁する動きもあるけれど、自分が Twitter などを見ている限りでは、それはそれはヒドい。理念としては賛同が、実践すると破たんすると思う。

ともあれ。

そういうものに流されないための最良の方法は、さっさと投票を済ませてしまうことだ。期日前投票、マジおすすめ。

P.S.

どこに投票したかって? 秘密! ただ、自民党でも民主党でもないことは付記しておく。

自分が今望むことは、まず地方分権化かな。国と地方の役割分断を明確化しないと、責任があいまいになって、どちらも遠くない将来に財政破たんするだろう。そのほかの希望については、あなたの望む政策を3つだけ挙げてください - だるろぐ および ユートピア的「埋蔵金」掘り当て政策 - だるろぐ にまとめてある。

*1:自分もそのうちの一人だと言える

*2:もしかしたら、それを狙ってやっているのかもしれない

*3:たとえば、弔い選挙。亡くなった議員を惜しんで後継者に投票する

*4:本当かもしれないが、実際に見てもいないのにリツイートするべきものではないだろう