2月1日:セキュリティ強化月間

執筆日時:

f:id:daruyanagi:20190201193524p:plain

今月はセキュリティの見直しを行うことにした。まずは、パスワードの管理。1Password の Watchtower 機能でダメなログイン情報を調べるとわんさか出てきた(同じドメインのログイン情報が重複して登録されていたので、実際はそんなに多くはない)ので、これを一つずつ潰す。

ちなみに、うちは ID とパスワードの組み合わせを使い回すことはないけれど、

は個別にやってたりする。ザっと言うと、

みたいな感じ。でも、前者はともかく、後者のやり方だと Watchtower に「侵害されたパスワード」「再使用されたパスワード」がたくさん出てきて気持ち悪い。また、古いパスワードは大文字小文字を混ぜてなかったので「脆弱」だと指摘される。いい加減、「脆弱」な奴だけでも対処すべきだろう。やられてからでは遅いしな。

んで、ちまちまとパスワードの再登録をしていたのだけど――サービスごとパスワード再設定のやり方が異なるのは本当に面倒くさいな。

f:id:daruyanagi:20190201212506p:plain
まぁ、リンクをコピーしてブラウザーに入れればいいんだけど!

f:id:daruyanagi:20190201220825p:plain

f:id:daruyanagi:20190201220959p:plain

あと、パスワードを変更するときは、新しく生成したパスワードを保存しておくべき。Chrome の場合、パスワードの生成 → 入力 → マスクされたパスワードを選択 すると生成したパスワードを見ることができるので、それをクリップボードへコピーしておく。

f:id:daruyanagi:20190201202842p:plain

パスワードを更新すると、ブラウザー(Chrome)のパスワード管理機能とパスワード管理ツール(うちは 1password)の両方でパスワードの更新 UI が出ると思うのだけど、ときどき片方もしくは両方が出ない場合がある。もし保存しそこなったらえらいことだ。

f:id:daruyanagi:20190201203215p:plain

まぁ、Chrome のパスワード生成機能を使っておけば、すくなくとも Chrome 側には保存されると思うけれど。

あと、使わないサービスはアカウントを消してしまいたかったんだが、消し方がわからんサービスも多かった。アカウントの作成、ログイン、パスワードの変更、削除、ログアウトのエンドポイントは共通化されてほしいな。なんか国際的な検査機関を作って、ガイドラインに沿ったアカウント処理をしているサイトには「ぐっどろぐいんなさいと」みたいな認証を与えるとかして、インセンティブ付けして......まぁ、ダメなサイトはずっとダメだろうけど、「認証のあるサービスはアカウント情報の管理がしやすい!」ってなれば、アカウントを作るか作らないかの基準にはなると思う。細かいことは、もっと頭のいい人が考えてくれ。

f:id:daruyanagi:20190201222406p:plain

まだいくつか残ってるけど、これはイントラで使ってる奴だからあまり問題にはならない気がするので、とりあえず全部できた感じ。がんばった!

パスワードの棚卸の副次効果

  • パスワード管理ツールに重複して登録されていたログイン情報のお掃除:これが結構多い……
  • 不要なサービスを特定し、アカウントを削除できた
  • 忘れてたサービスを思い出せた:ヘッドフォンを買ったときに付けたクロネコ延長保証サービス
  • ピーチポイントが切れそうなの思い出した

たまにはやるもんだな。