『駆逐艦「五月雨」出撃す―ソロモン海の火柱』

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駆逐艦「五月雨」出撃す―ソロモン海の火柱 (光人社NF文庫)

駆逐艦「五月雨」出撃す―ソロモン海の火柱 (光人社NF文庫)

Amazon.co.jp: 柳英俊: ウィッシュリスト に登録しておいたら、とある五月雨教徒から送られてきた。

五月雨教、恐ろしい。

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ちなみに、この娘が駆逐艦・五月雨である。白露型駆逐艦は長女から

となっていて、海風以下は「改白露型」とも呼ばれる(艦橋のエッジがとれて丸くなってるのが外見上の大きな特徴)。

本書は簡単な日記の体裁になっているが、戦闘のあったときは記述が記述が時刻単位になり、否が応にも切迫した雰囲気が伝わってくる。以下は、簡単な感想の羅列。

最期は座礁……このドジっ子! けれど「『五月雨』という艦だけは戦争が終わるまで残しておきたい、たとえ沈んだとしてもマストだけでも海面から出しておきたい」という松原艦長の願いだけは叶えられた。日記だけど妙に伏線が回収してあって、割りといいストーリーになっている。