Windows 8.1 を入れたらまずやることを独断と偏見で3つだけ選んでみた。

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1. Pictures/Screenshots を削除して SkyDrive へシンボリックリンクを張る

Windows 8.x では[Windows]+[PrintScreen]キーでデスクトップのスクリーンショットを撮影し、Pictures/Screenshots へ PNG 画像として保存できる。Surface Pro/RT の場合は、本体の Windows ボタン+[Volume Down]キーでも可能。また、最新のドライバーがインストール済みであれば、[Windows]+[Fn]+[Space]キーでもスクリーンショットが撮れる。

これを複数 PC で同期するために SkyDrive へシンボリックを張っておくのが自分の流儀。

mklink /d C:\Users\Hidetoshi\Pictures\Screenshots C:\Users\Hidetoshi\SkyDrive\Screenshots

管理者権限のコマンドプロンプトでこんな感じに。保存場所が固定されているファイルを SkyDrive で同期させたい場合なんかに応用してネ。

【レビュー】右クリックメニューから任意のフォルダを「SkyDrive」の同期対象に加える「SkyShellEx」 - 窓の杜 こういうツールがあれば楽なんだけど、残念ながら Windows 8.1 では使えない。

2. SkyDrive のオフライン利用を有効にする。

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ディスク容量に余裕のある環境だったら、オフライン利用を有効化しておくとよい。Windows 8.1 の SkyDrive はローカルとクラウドを賢く使い分けてくれるけれど、ストレージに余裕があるのならば全部ローカルに持っておくのがシンプルでわかりやすい。

[設定]チャームで[オプション]を開くと[すべてのファイルにオフラインでアクセスする]というオプションにアクセスできるので、これを有効化しておく。

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この際だから[ドキュメントを既定で SkyDrive に保存する]も有効化しておくといいよ。とくにオフィス文書は SkyDrive で集中管理すると失くさずに済むし、リモートからもアクセス可能でいい。仮に SkyDrive が 7GB しかなくても、オフィス文書程度では使い切らない……はず。

3. とくにない。

3つと言ったな……あれはウソだ。あとはアプリをインストールしたりだけど、これもできるだけクラウドに放り込んでおけば移行は楽ちん。ぶっちゃけ、待つだけ。

楽な世の中になったと思う。

追記(2013/10/18 16:57)

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ソレだ!

せっかく定着しかけた便利機能なのに、なんでここで無効化しちゃうかな! きっと統計をとったら利用率が低かったのだろうけれど、ユーザーインターフェイスはユーザーの期待に応えるだけでなく、よりよい使い方を導く・提案する“先生”であってもよいと思うので(まぁ、かなり反発は受けるのだが)、もうちょっと粘ってもらってもよかったと思う。