『みつばたんの薄い本』

執筆日時:

Windows8 UI/UXデザイン入門

Windows8 UI/UXデザイン入門

いつもこのブログで本を紹介するときは題名をタイトルにしているのだけれど、今回は通りのよい方の名前をタイトルにしておきました。ほんとの題名は『Windows 8 UI/UXデザイン入門』です。あと、細かいですけど Amazon のタイトルは間違っています。“Windows”と“8”の間にスペースが入っていない。Amazon はとてもよいサイトなのだけれど、結構こういうのがあって残念。

さて、この本は“Windows 8”と銘打っているけれど“Windows Phone”にも結構ページが割かれています。あと、開発の具体的な方法や Tips 的な内容を期待すると裏切られると思います。そういうのも結構あるけれど、この本はどっちかっていうと概念を説明するものです。

つまり、この本は“Metro”というデザイン概念を説明する本になっています*1

なので、“Windows 8”ストアアプリの開発者だけでなく、“Windows Phone”アプリの開発者や、“Metro”という世界、香りを自分のアプリケーションに吹き込んでみたいというひとにとってもきっと役立つと思います。

個人的には、メジャーアプリケーションのデザインへのダメ出しが面白かった。ちょっと“Metro”っぽくないな、と感じていた原因がズバリ指摘されていて、“Metro”っぽさがちょっとわかった気になる*2。わしのアプリはまだまだ全然“Metro”っぽいカッコよさがないけれど*3、たまに読み返して“Metro”っぽさを身に着けていけたらなぁ、と思います。

というわけで、今は毎朝読めるようにトイレにおいてあります。そこだけちょっとだけおしゃれな空気が流れておる。

*1:あえて“Metro”って呼ぶで

*2:そーそー、おれもそう思ってたんだよね!

*3:わかっててもそこまで気が回らなかったり、技術的におっつかねーんだよ!