WebMatrix で FizzBuzz
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それで、そういった類の開発者を見分けるための質問を作り始め、私が「Fizz-Buzz問題」と呼んでいる問題のクラスを考え出した。これはイギリスの学校の子供たちがよくやっている遊び(というかやらされている遊び)にちなんで名付けた。Fizz-Buzz問題の例はこんな感じだ。
1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。
ちゃんとしたプログラマであれば、これを実行するプログラムを2分とかからずに紙に書き出せるはずだ。怖い事実を聞きたい? コンピュータサイエンス学科卒業生の過半数にはそれができないのだ。自称上級プログラマが答えを書くのに10-15分もかかっているのを見たこともある。
手元にWebMatrixがあったので、試しに FizzBuzz をプリントアウトするコードを書いてみた。
本能のおもむくままに
# /App_Code/FizzBuzz.cshtml@helper Print(int count = 100) { foreach (var i in Enumerable.Range(1, count)) { var s = string.Empty;
if (i % 3 == 0) { s += "Fizz"; } if (i % 5 == 0) { s += "Buzz"; } if (s == string.Empty) { s += i.ToString(); }
<p>@s</p> } }
何も考えずに、自分なりの素直なコード。@FizzBuzz.Print() で期待通りに出力される。
自己採点 & 反省
そのあと、いろいろぐぐってみた。普通はだいたいこのように書くみたいだ。
@helper Print2(int count = 100)
{
for (int i = 1; i <= count; i++)
{
var fizz = (i % 3 == 0);
var buzz = (i % 5 == 0);
if (fizz && !buzz) {
<p>Fizz</p>
} else if (!fizz && buzz) {
<p>Buzz</p>
} else if (fizz && buzz) {
<p>FizzBuzz</p>
} else {
<p>@i</p>
}
}
}
1. for のほうが速い。けれど、Enumerable.Range のほうが個人的には読みやすい。
2. s == string.Empty に「3の倍数でも5の倍数でもない」という意味をもたせるより、ちゃんと条件分岐として記述する方がわかりやすい。速度的にもおそらく優れる。
3. どうせならLINQで書くべきだよね。
ほかにもなにかあったら教えて下さい。
