おれんちから拳銃が出てきたわけだが......
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金曜日だったか、その前だったか、おかんから変なメールが来た。
ブツがみつかりました。明日には警察に行きます。逮捕されたら迎えに来てください。（意訳
さっぱり意味が分からん。すると、しばらくして弟１号から電話がかかってきた。
あにき、『ベルセルク』の映画見に行こうぜ！
今はソレどころじゃない、おかんがなんかテンパってワケがわからないから様子を見てこい、とりあえず映画は日曜日に観に行こう。
後になって弟から話を聞いたところ、どうやら、おかんが引越しのために古い荷物を整理していたところ、拳銃（らしきもの）をみつけたということらしい。なんでやねん。まぁ、出てきたのはしょうがないし、家族は誰も心当たりがないので（ほんとにないぞ！）、日曜日に警察へ持って行こう、ということになった。（あとで言うけど、そのまま警察に電話したほうがよかった）
これが今回のブツ。ずっしり重いけど、なんかちゃちい感じもするので、モデルガンかもしれない。
とりあえず、実弾が入ってたら困るので、弾倉を抜いてチャンバーを開けてみた。どうやらないっぽい。おかんに聞いても、弾らしきものはなかったらしい。（あとで言うけど、これはやらんほうがよかった）
触ってたら、怪我した。痛い......
とりあえず、日曜日に弟と映画を観に行って、その帰りに警察署にもっていった。受付で、
あのー、なんか、家から鉄砲出てきたんですけど...
拳銃をゴソゴソと袋から出した。
ざわ...ざわ...
集まりすぎ...お前ら暇人か (；´Д｀)......いや、警察署が暇なのは嘉すべきか。
そのあとは、もう面倒で面倒で、いちいち何したか書きたくはない。事情聴取だの、実況見分だの、なんだの。第一発見者であるおかんはすっかりビビって、「専業主婦なのに片付かない部屋で...」と半泣きになっていた。そっちかよ。ちょっと面白かったのは、実弾を「こども」と呼んでいたことかな。「こどもはあったか？」って聞かれたら、「実弾はついてたか？」ってことなので。「奥さんも彼女もいません！」と答えないように。
もしかしてこの記事を読んでくれているヒトのなかで、こういう経験をするヒトがいるかも知れない。その場合は、警察のヒトによると、見つかったときはこうして欲しいとのこと。
- そのままにして（べたべた触んな）
- 警察署に電話してほしかった（別に持ってこなくていい）
- もし不正な方法で入手した場合でも、自分から名乗りでたらそんなに罪にはならない（留置場にちょっとぶち込まれる程度らしい）
あと、持っていったのが日曜日だったため、拳銃を鑑定する専門の人がいなかったみたい。平日でもいいから、さっさと済ましてしまうのがいいと思う。
まぁ、個人的におすすめなのはどこかに捨ててしまうこと。だって面倒くさいしね......正直に届け出ても得なことはひとつもない。こういうところは理不尽だなって思う。
もちろん、「市民」としてはちゃんと届け出るべきだし、誰かが拾って悪用したり、同じように困っても後味が悪い。だから、もし次に拳銃が出てきても、なんだかんだブーブー文句言いながら、ちゃんと届けるだろうけれどもさ。っていうか、もうでてこないでほしい。
拳銃をベタベタ触りすぎたので、週末また指紋取りに警察署行ってきます (｀･ω･´)ゞ ｲﾁﾄﾞﾃﾞｽﾏｼﾃｸﾚﾖ！