12月28日:寒川神社

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小田原で仕事をしている父と弟1号の顔を見るついでに、相模国一之宮・寒川神社に詣でてきました。

samukawajinjya.jp

関西生まれなので名前すら知らない神社でしたが、茅ケ崎のちょっと北にあるらしい。今回は相鉄線というのにも乗ってみたかったので(割と電車に乗るのは好きです!)、

というルートをチョイスしてみました。

相鉄線

横浜駅での乗り換えで名前だけは知っていたのですが、乗ったこともなければ、どこを走ってるのかも知りませんでした。

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横浜~海老名をつなぐ本線と、二俣川から南、湘南台(どこやそれ)へと別れる枝線から成っており、路線こそ短いものの、沿線に海老名市(SA があるとこ)や大和市(※奈良じゃない)といったベッドタウンを抱えており、そこそこ繁盛している感じでした。関西で言えば、雰囲気的には南海あたりでしょうか。

車窓はそれほど面白くもなく、30分ほどで海老名駅に到着しました。

ここで、JR 相模線へ乗り換え。間違えて小田急の改札に入ってしまったのですが、相模線はちょっと離れたところにあるみたい。SUICA で入場してしまったので、駅員さんに謝って改札を出してもらいました。

相模線

相模線は相模原市・橋本と茅ケ崎を南北に結ぶローカル線。相模原や座間ではドカタ仕事をしていたこともあるのですが、どうもこの辺りは地理感覚がよくわからん。

実際に乗るまで知らなかったのですが、この相模線は単線のようです。ドアは手動でボタンを押して開けるタイプ……油断したら恥ずかしい思いをするヤツだ。

(写真は東海道線のもの)

途中にある宮山駅というのが、目指す寒川神社のある駅です。ほかの乗降客の動きを観察しながら、ボタンを押すタイミングや作法を盗む。

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寒川神社

宮山駅から寒川神社までは徒歩で10分弱。駅から出て、目の前の道路を右に折れ、まっすぐ歩くだけでつきます。途中にある陸橋は左側にしか歩道がないので、右に折れるときは横断歩道を渡っておくのが吉。

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祭神はサムカワヒコとサムカワヒメ。記紀には記載がないようですが、このあたりに土着していた有力氏族の氏神なのかな。

寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)のニ柱の神を祀り、寒川大明神と奉称しています。寒川大明神は相模國を中心に広く関東地方をご開拓になられ、衣食住など人間生活の根源を開発指導され、関東地方文化の生みの親神様として敬仰されてきました。

寒川神社は江戸(東京)から見て南西(坤)の地に鎮座しており、江戸(現在の皇居)の裏鬼門にあたります。また、通常社殿は南向き、もしくは東向きに建てられるのですが、寒川神社は南西を向いています。そのため、古来より関八州の守護神として、また江戸の裏鬼門をお護りする神社として崇敬され、とりわけ八方除・方位除の神様として信仰されてきました。

かつてはこのあたりにまで海岸線が迫っていたとも聞きますが、南西向きに鎮座していたのはミヤコからの勢力に備えるためか、なんて想像もしちゃいますね。関東の入り口、東「海」道を抑える要衝って感じなのでしょうか。

この神社のウリは、難波の小池を中心とした神苑みたいですね。御祈祷を受けた人は入れるのだそうですが……受付棟は立派で、割とモダンというかシステマティックな感じを受けました。言い方は悪いですが、これで儲けてるんだなぁ。

自分はとくに祈祷を受けたいこともなかったし、夕方に約束もあったので、今回は御朱印だけもらって帰りました。この神社を堪能するなら受けといたほうがよかったのだろうけど……まぁ、厄除けだか何だかのときには立ち寄ってもいいのかもしれない。

小田原

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そのあとは弟の現場に顔を出して、夕食を一緒にしました(仕事が終わるのを待つ間、地元のクラフトチューハイを飲んでみたりw)。2次会に飲み歩いて、〆にラーメンまで食べてしまったのですが、なかなかおいしかったです。

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麺処ガンテツ

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追伸