『ロードス島戦記 ファリスの聖女』
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ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(上)<ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版> (カドカワデジタルコミックス)
- 作者: 山田章博
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: Kindle版
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ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(下)<ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版> (カドカワデジタルコミックス)
- 作者: 山田章博
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: Kindle版
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確か『ロードス島戦記』は僕が中学校を受験するときに流行っていて*1、このシリーズはほとんど全部読んだと思う。テーブルトークバージョンがとくに好きで、中学にあがってからみんなでロードス島戦記のルールで遊んだこともある*2。おもちゃ屋さんで十面ダイスを買い求めたのが懐かしいが、残念ながらもう残っていない。ちなみに、俺氏はドワーフの神官戦士の役回りが好きだった。
このマンガは、この『ロードス島戦記』本編から遡ること一世代、ベルドとファーンがまだ若かった頃の“魔神戦争”を題材にしている。エピソードそのものは『ロードス島戦記』でもちょっと語られているので、あらすじはみんな知っていると思うので省く。簡単に言えば、開けちゃいけないものを空けちゃったバカがいて魔神が復活、世界が破滅寸前、世界を適度にかき回すのが趣味の灰色の魔女さんですら顔面真っ青な状態になってしまったので、ロードス島選りすぐりの100名の勇者を募って地下迷宮にもぐってフタをしに行きましたという話(灰色の魔女さんもこっそり、名もなき魔法戦士として参加)。大きい方のニース、大魔術師ウォート、ドワーフの王フレーベなんかももちろん出てくる。
正直、絵描きさんの名前には疎いのだけど、作画の山田章博氏は『十二国記』のイラストも手掛けているそうで*3。独特のタッチは吟遊詩人の壮大な叙事詩を思わせ、『ロードス島戦記』の世界観にピッタリだ。セリフが横書きなので、フツーのコミックと開く方向が逆なのが若干読みにくい感じだけど*4、割と楽しめた。
紙媒体だと上下巻あわせて5,400円もするのだけど、Kindle だったら 1,800 円。(9月10日付けで 1,000 円のが出てるっぽいんだが、これはなんなんだろう。一冊900円は限定価格かのかなぁ?)。買って損はない感じ。
http://t.co/HOivMm8rwE: ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版<ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版>
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この描き込みで8割引!?
— ぱに(ぱにsII) (@pani_op) 2015, 9月 20
社畜のヒト、教えてくれてありがとうございました。