打ち出の小槌
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先手の持ち駒はたったの歩1枚だけだが……
まず☗2二歩と桂馬をいただく。次にと金ができるので、後手は☖3二銀と引き、☗2一歩成☖同銀と進む。
もらった桂馬を3三に打ち込んで、今度は銀の両取りがかかった。
そんな感じで、
☖3二銀
☗2一桂成
☖同銀
☗6一銀打
☖6二金
☗5二銀成
☖同金
☗7四金打
☖8一飛
☗8四金
☖同飛
☗7三角打
と進めていくと――
ぽろぽろと価値の高い駒に変えていけて、最後はみんな大好き、目から火が出る王手飛車!
ちょっと後手の対応がお手伝いな感じだけれど、だいぶ面白かったので紹介してみたかった。