俺みたいなあほでも使える電子レンジ買った。
執筆日時:
引っ越しの時、長年愛用していた電子レンジを実家へ返納し*1、親父が使っていた電子レンジを松山に持ってきた。ヘルシオとかいう機能ばかりが多くてクソ使いにくい電子レンジだった(そもそもこいつはウォーターオーブンといい、電子レンジ機能は本職でないらしいので仕方ないのかもしれないが)。それでも我慢して使い続けていたが、先日、死んだ。うんともすんとも言わぬ。本当に使えないやつだと思う。
――というわけで、新しいのを買った。
cuma amadana(キューマアマダナ)電子レンジ CM-MR206-WH(60Hz西日本用)
- 出版社/メーカー: cuma amadana
- 発売日: 2014/01/06
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
だいぶ安かった(5,000円ぐらい)ので、いきなり爆発しないか不安だったけれど、とりあえずここ1カ月ほど正常に使えている。今日日珍しい 60Hz(西日本)専用。
こいつが超いいのは、出力を決めて、タイマーのダイヤルをひねるだけで温めがスタートするところ。いくら俺みたいな家電オンチのアホでも迷いようがない。まぁ、スタートボタンぐらいはあってもいい(タイマーダイヤルひねってスタートボタンで温め開始)と思うのだけど、まったく不満はない。移動式クレーンの操作がたかだか旋回・吊り上げ下げ・ブームの起倒の3つに集約されるように、電子レンジの操作も結局のところ出力の調整と時間の設定の2つでしかない。それ以外は不要なのだ。
英語が読めないバカのために、日本語のラベルがついていたのもとても好印象だ。自分はちゃんと義務教育を修了したし、さすがにそこまで脳みそが腐っていないので使わなかったが、年金をもらう年齢になったら必要になるかもしれない。
自分は電子レンジがなぜモノを温められるか理解してない。ゆで卵を爆破したこともある。なので、電子レンジを使う上でなによりも怖いのは原因不明の爆発だの発火だ*2。だから、ほんとはもう少しお金を出して、爆発の危険が少なそうなパ○ソニックあたりのメジャーなメーカーの電子レンジを買おうと思っていたのだけれど……実はそいつ、安全機能だか何だかで一定時間以上の連続温めができないという。Amazon のレビューでそれを読んで、買うのでやめた。電子レンジでパスタを茹でるとき、少なくとも10分以上は必要なのでめっちゃ困る。そのレビューでは「2回温めればいい」とか書いていたけど、あほかばかか、そんなのクソめんどくさ過ぎるだろう。たとえば俺が原稿書き始めて1時間で勝手に休憩する仕様だとして*3、「途中で書くのやめちゃっても、タイミングを見計らって催促してくれればまた書き始めるから問題ない」とか編集部に言って通用すると思ってんのか。温度センサーみたいなので爆発の予兆がなにかを検知して停止するというクールな仕組みならばカネを出す価値はあるが、タイマーが止まるとかなにそれ、電子レンジとして許されると思って作ってるのか本当に。カーナビ見ながら走る都内のタクシー運転手以下の存在であろう。
なにはともあれ、よくわからないメーカーの安い電子レンジのおかげで、かなりクオリティオブライフが向上した。ヘルシオはさっさと粗大ごみに出そうかと思う。ああいう高度な機械は、もっと炊事スキルを高めた人たちのためのもので、たいていの人類には早すぎる。少なくとも、俺らには100万年早い。うちの親父は「高いものはイイものだ」と信じている人だからこういう機会を買ってしまうが、本当に必要なのはこの子のようにアホでも簡単に使える機械なのだ。ターンテーブルがないとかマジどうでもよくて、いやない方が掃除しやすくていいんだが、よく考えたらどっちにしろそんなに掃除しないから大丈夫なのだ。
それにしても、前の子は頑丈で長持ちし、簡単で、それでいて解凍メニューとかまであっていい感じだった。確か日立製だったと思う。やたら重くて引越しの時苦労したのが難点だが、いままで実家+我が家で買ってきたどの電子レンジよりもよい。もしかしたら今のに比べると電気食いだったりするのかもしれないけれど……。