「WebMatrix 2」で利用できるテクノロジー

執筆日時:

(289日前に書かれた下書きに加筆・修正を加えてみたけど公開レベルに達せず。でも、公開してみるなど)

f:id:daruyanagi:20121202135815p:plain

「WebMatrix 2」を起動してみました。新しい Web サイトを作成するには、“テンプレート”か“アプリ ギャラリー”を選択します。今回は“テンプレート”を選択してみました。

f:id:daruyanagi:20121202135036p:plain

「WebMatrix 2」では大きく分けて4つのテクノロジーが利用可能です。

静的な Web ページ

HTML(+CSS)

Web ページを作るには、クライアントサイド(おもに Web ブラウザー)で表示するための HTML のソースコード(およびスタイルシート、スクリプト)を出力しなければなりません。「WebMatrix 2」では、HTML を記述するための便利な機能が豊富に備わっています。

f:id:daruyanagi:20121202140258p:plain

後述する ASP.NET、PHP、Node.js も、要はサーバー側(サーバーサイド)で HTML を出力するためのものです。

動的な Web ページ(サーバーサイドで動的に出力)

内容が変わらない、“ペライチ”(コトノハ - “ペラいち”の意味が分かる あんまり使われない?)の Web ページを作るのならば HTML だけでもいいのですが、

  • データベースと連携した検索ページなど、内容を動的に変更させたい
  • テーマやサイドバー、ウィジェットなど、各 Web ページで共通の部分をひとまとめにしたい

といった場合には、サーバー側で動的に HTML を生成する仕組みがあると便利です。WebMatrix では、そのために以下の3つのテクノロジーがサポートされています。

ASP.NET

ASP.NET は、.NET 言語(C# や Visual Basic)を利用して HTML を出力できます。

ASP.NET にも色々あるのですけど、「WebMatrix 2」ではおもにその一部である“ASP.NET Web Page 2”が利用できます*1

PHP

PHP: Hypertext Preprocessor は、HTML を出力するためのプログラミング言語です。ちまたにある Web アプリケーションの多くは PHP で記述されているので、知っておくと便利かも。

Node.js

Node.js は、クライアントサイドで使い慣れた JavaScript をサーバーサイドでも使ってしまえという、なんとも無謀で楽しそうなプロジェクトです。JavaScript が好きならば挑戦するのもありでしょう。

*1:ほかの技術――ASP.NET MVC など――も扱えないことはないですが、そのような複雑な技術を利用する場合はツールによるサポートが充実した「Visual Studio」を利用するべきでしょう