WebMatrix 2 RTM ファーストインプレッション
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「Microsoft WebMatrix 2」が正式版に……ガッデム/(^o^)\ - だるろぐ でファーストインプレッションをすっかり書くのを忘れていた。テンプレートからサイトが新規に作成できない問題はすでにフォーラムへ報告しておいたので、既存の Web サイトを開いてみてほかに気付いた点を。
テキストエディターはかなりよくなった
WebMatrix2はパフォーマンスがかなり改善されてます。ときどきやたら反応が重かった問題に対応されてますので、ぜひお試しを
— 帝国兵 (@superriver) 2012年9月6日
少し使ってみたけれど、クリップボードへのコピーでもたついたり、ときどきかなり遅くなったり、挙げ句の果てはクラッシュするといったエディター関連の問題はかなり解消されたみたい。
あと、[Alt]キーでメニューのナビゲーションが出るのだけれど、そっちにフォーカスがとられて矩形選択や IME の切り替えに支障が出るのもなおしてほしいところかな。
あんまり期待していなかったこの問題も見事に解消されていた。
IME の切り替えで[Alt]+[~]を利用しても、メニューナビゲーションにキーボードのフォーカスが奪われることがなくなった。最悪「そっちのキーバインド変えれば済むだろ」と言われるのを覚悟していたので、ちょっと嬉しい。
[ギャラリー]ボタンの改良
ギャラリーボタンに「拡張機能」と「NuGet」がまとめられた。
ただ、これは[ファイル]セクションを開いている場合のみ。[サイト]セクションを開いているとドロップダウンが現れず、「拡張機能ギャラリー」がいきなり起動する。この動作の違いは、ちょっと戸惑う。最初だけだけどね。
リモートサイトの設定
前からこんなんだっけ? ちょっと自信はないけれど、わかりやすくなったと思う。 WebMatrix はもう完全に“Widows Azure Web Sites のクライアント”という位置づけなのだなぁ。
コンポーネント・ライブラリのアップデート
リリース候補版で作った Web サイトを開くと、“APS.NET Web ページ”をアップデートするかと聞かれる。どちらも試してみたけれど、問題なくアップデートできる。
たぶん、あとからでもバージョンアップできるはず。[サイト]セクションの[設定]を開いてみよう。
しかし、“Starter Site”テンプレートの「Microsoft WebPages OAuth Library」をアップデートしようとすると、エラーが発生する。
これは WebMatrix のせいというわけではないのだけれど、 Microsoft がメンテしてるパッケージだよね……。まぁ、じきに直るんだろうけど。
Web サイトが開始できない
手元にあったリリース候補版のテンプレート(初期状態)で幾つか試したのだけれど、“APS.NET Web ページ”のアップデートいかんにかかわらず、すべて動かなかった。
どうもうちの環境ではいろいろ問題があるみたい。仕事柄プレリリースの製品をインストール・アンインストールする機会が多いので、そろそろダメになっているのかもしれない。まぁ、メイン PC も Windows 8 にしようかなぁと考えていたところなので、その後もう一度試してみるかな。