さよーなら、 Windows Live Mesh 。
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新たにオンラインストレージサービス“SkyDrive”のクライアントソフト「SkyDrive for Windows(Microsoft SkyDrive)」が追加され、代わりにファイル同期・リモートデスクトップ接続ソフト「Windows Live Mesh」などが削除された。また、一部製品で“Live”のブランド名が廃されている。
窓の杜 - 【NEWS】「Windows Essential 2012」が公開、新しい「Photo Gallery」「Movie Maker」を同梱
ナンテコッタイ /(^o^)\
Windows Home Server 2011 + Windows Live Mesh で最強の「パーソナルクラウド」*1を構築していたのに、短期間でその両方ともがなくなってしまうなんて! この2つは機会があるごとにあちこちで個人的にプッシュしていたこともあり、さすがにショックが大きい。
米Microsoftは5日(米国時間)、次期サーバーOS「Windows Server 2012」のエディション構成を発表した。「Standard」とその上位版「Datacenter」に加えて、中小企業向けの「Essentials」と「Foundation」を提供する。従来よりも数を絞り、わかりやすくした形だ。なお、個人向けブランドの「Windows Home Server」は現行製品で提供を終了する。
まぁ、でも、所詮 Windows Live Mesh はタダで提供されていたものだし、向こうの都合で終わるのは仕方がない。さいわい SkyDrive の無料枠が 25GB*2 あるので、細かいファイルはそっちに移しているけれど、音楽や写真は地味に容量がデカいので収まりきるか不安だ。もしダメならお金を出して容量を追加しなくてはならない。結局、これなんだな。 Live Mesh と SkyDrive のビジネスが競合してしまった、というのが打ち切りの理由なんだろう。 ストレージビジネスと直接競合しないリモートデスクトップ接続機能は、 SkyDrive へと移管・統合されている。
ちなみに、 Windows Live Mesh が収録されている Windows Live Essential 2011 はまだダウンロード可能。いつまでダウンロード可能か、また Mesh サービスがいつまで運用されるかは今のところ明らかではない。 Live Mesh はとても野心的で実用性も高かったのに、あまり知名度もなく、挙句ブランドが二転三転して*3最後には立ち消え、という可哀想な結果に終わりそう。残念でならない。