ひとりで Google Apps (Gmail) を使うことのメリット
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「メールどこに送ればいい?」
「 @daruyanagi.net で」
「 @ の前は?」
「なんでもいいよ」
実際、何をつけてもうちに届くよ。そう、 Google Apps を使っていればね*1。
この「キャッチオール」機能を使えば、 @ の前が何であっても指定したメールアドレスに届く。うまく利用すれば、いろんなことに使える。
フィルターと組み合わせる
たとえば、(以下、ドメイン名は sample.com で話をすすめる。スパムを避けるため)
- 「todo@sample.com」へ送ったら[todo]ラベルをつける
- 「mobile@sample.com」へ送ったら iPhone へ転送
なんてことが、フィルター機能で簡単に実現できる。通常の Gmail でも、「sample+todo@gmail.com」「sample+mobile@gmail.com」といったように「+」を利用して実現できるけれど、まぁ、より短いアドレスでいいというのは気持ちいいよ。
捨てアドが簡単に作れる
ショッピングサイトや Web サービスごとにアドレスを割り当てられるのもなかなかよろしい。
「rakuten@sample.com」宛のメールを自動で既読にしてアーカイブしたり、「seesmic@sample.com」宛てにくるスパムを一括で退治したりといったことが、これもフィルタリング機能で簡単に実現できる。利用するサービスごとにメールアドレスを変えておけば、どのサービスからメールアドレスが漏れたのかが簡単に追跡できるというメリットもある。海外の無償サービスなんかは楽天並みにメールアドレスの管理がユルい。そんなところにわざわざメインのメールアドレスを教えて上げる義理はないよね。これを Gmail の「+」で実現しようとすると、(アホな)メールアドレスのバリデーションでハネられる場合があって面倒。
たぶん3、4年はそんな感じで運用しているけれど*2、とても便利だよ。ほかにも上手い使い道があったらコメントで教えて下さい。