株を買って一週間ぐらいたった

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学部生の頃に仮想株市場の取引エージェントを作るという課題があって、わいはプログラミングの師匠的な人から『Java によるアルゴリズムとデータ構造』という本を借りて、見よう見まねで Java アプリを書いてみたことがあった(当時の自分は C# がカタコト話せる程度だった)。結果は大惨敗。自分には株の才能がまったくないらしいということを痛感させられた。まぁ、経済学に秀でた人でも、大恐慌でやらかしたアーヴィング・フィッシャーなどの例があるし、ロングタームキャピタルマネジメントの故事もあるわけで、それ自体は恥ではない。人には向き不向きというものがあり、苦手なことは他の人に任せるのが経済学の教えでもある。

とはいえ、最近はマイナス金利などもあり、銀行に預けておくのもバカらしい。というわけで、長期保有路線で株を保有することにした。とはいえ、株に回せる蓄えは多くないので、今回はお試しに、ちょっとだけ買ってみるという感じ。

証券口座を開く

そもそもどの証券会社がいいのかよくわからん。

Twitter のタイムラインでは、

  • 芝村プロ:SBI 証券
  • かずあきプロ:マネックス証券
  • 酢酸プロ:楽天証券

などの証券会社が人気らしい。というわけで、誰もやってない松井証券で口座を開くかと思ったが、芝村プロが招待コードを送ってくれたので、結局、SBI 証券に口座を開くことになった。

ネットで申し込みをして、なんか郵便局まで本人受け取りの書類を取りに行き、NISA の手続きをした。


初めての株が買えない

さて、初めての銘柄だが――今回は ANA にしてみた。むかし ANA のお姉さんに助けられたのに(「プログラミング生放送勉強会 第13回@愛媛 に参加してきました #pronama - だるろぐ」参照)、貧乏ゆえにその借りが返せていない。せめて株主優待券でもゲットして、たまには JetStar ではなく ANA を利用したいと思ったワケ。

3日ぐらいそんな状態だったので、しびれを切らして「高くてもいいや」と注文。無事 1,000 株をゲットした。口座にはまだお金があるけど、とりあえず満足。

疫病神

しかし、そこが天井だったらしく、株価は下降気味に。

マジで一度も株価は上がらないまま、一週間がたった。ほかのプロに煽られながら暮らす日々、マジ辛い。

そして――「全日空、国内線システム障害で欠航139便 4.8万人に影響 | ロイター」の一報。

もうダメだと思った。なんておれは疫病神なのだ、ANA のお姉さん、ほんとうにごめんなさい。

初めてのプラス

しかし、なぜかそのあとに株価は反発。うってかわって上昇の兆しを見せる。そしてついに――

初めての含み益……これぞ神の恵み。まさに全米が泣いた。


感想

まぁ、株もってると為替や株価のニュースが身近になるのはいいね。信用で売り買いとかするタイプじゃないと思うので、指標を見て分析したりするのもいいけど、好きな企業のを長期保有する方針でのんびりやろうと思う。

追伸