『国王への意見書』

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『国王への意見書。王国の奢侈を追放し,王国に多数の製造業を設立し,貨幣の持ち出しを禁止し,毎年持ち出されている約5~700万の金を王国内にとどまらせ,それだけ各国の力を弱めるための,諸々の手段について。海上の軍備にあてられ,多数の貴族と勇敢な人々を用い,内戦を避け,偉大な前進と征覇をなし,要約すればフランスをこれまであった最も強大で恐るべき王国たらしめるために,毎年確実な基金をつくるための諸々の手段について。すべてを神の栄光と財政を減らすことも,負担を重くすることもなくて,国王の偉大を達成するために。すべての臣民に重い負担を課することなく,逆に負担を大いに軽減し,それらの一般的幸福のために。』(1614年)


30ページ弱の小冊子。1614年の三部会への提案書と言われ、著者不明。特定産業の育成&保護貿易により国内に金銀を貯め込むことを目指すのは、重商主義的政策の典型。

書名が長いのが面白かったw