だるろぐ

明日できることは、今日しない。

読書

『数学でつまずくのはなぜか』

数学でつまずくのはなぜか (講談社現代新書)作者: 小島寛之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る初めに言い訳をしておくけど、学生時代、数学でつまづいたことはない。この本は、著者のファンだから買っ…

ヴォルテール『寛容論』

寛容論 (光文社古典新訳文庫)作者: ヴォルテール出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/09/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本書の意図はただ一つ。それは、人々にもっと思いやりとやさしさを持ってほしいということであった。 とあるプロテ…

『こころ』

こころ (ちくま文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1985/12/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る明屋書店に寄ったはいいが、ほしいものがない。とはいえ何も買わずに帰るというのも癪だったので、…

最近読んだ本:『図説 金の文化史』『人はどのように鉄を作ってきたか』『鉄を生みだした帝国』

『図説 金の文化史』 貨幣を追ううちに、その素材であった金属にも興味が出た時期があって、その時に買い込んだまま積んであったのを読み終えた。blog.daruyanagi.jp(ちなみに、この『銀の世界史』はイマイチだった)これを読んだからと言って何か本質的な…

最近読んだ本:『アレクサンドロスの征服と神話』『シルクロードと唐帝国』『世界の文字の図典』『大山祇神社略史』

『興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話』 最近はあんまりパワーがなくて、アリアノスの『アレクサンドロス大王東征記』なども積んだままにしてる。――というわけで、まずはリハビリでもしようかと読んでみた。内容は……普通に面白かった(パワーレス興…

『興亡の世界史 通商国家カルタゴ』

前回はハンニバルの本を読んだけど、今回はカルタゴの本を読んだ。blog.daruyanagi.jpカルタゴというのは、むかしフェニキア人がアフリカに建てた都市国家。この“アフリカ”というのは、現在のチュニジアの辺りを指す。“アシア(アジア)”がかつて、現在のト…

『ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて』

ハンニバル 地中海世界の覇権をかけて (講談社学術文庫)作者: 長谷川博隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/08/11メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見る最近はなぜか本を読む気になれないので、軽いのを Kindle でチビチビ読ん…

最近読んだ本:『スキタイと匈奴』『ケルトの水脈』『トロイア戦争全史』『経済学と倫理学』

今月は身内に不幸があって、本は少し読んだけど、ブログに書く気が起こらなかった(あまり考え事をしたくないときは、プログラミングのようなロジカルなことをしている方が楽しく、憂さが晴れるようだ)。とはいえ、何も書かないのもあとで振り返るときにア…

『ヘロドトス 歴史 下』

岩波文庫の上中下三巻をやっとこさ読み終えた……歴史 下 (岩波文庫 青 405-3)作者: ヘロドトス,松平千秋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1972/02/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (13件) を見る……んだけど、上中巻に比べると…

『日本語全史』

日本語全史 (ちくま新書)作者: 沖森卓也出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2017/04/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るこの前読んだ英語の歴史の本が割と面白かったので、今度は日本語の歴史の本を読んでみようと思い、Kindle で購入。この前の…

『宦官―側近政治の構造』

宦官(かんがん)―側近政治の構造 (中公新書)作者: 三田村泰助出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る東京へ行っている間、暇つぶしに Kindle で読んだ。宦官といえば、中学の時に学校の図書…

『中世 瀬戸内海の旅人たち』

中世 瀬戸内海の旅人たち (歴史文化ライブラリー)作者: 山内譲出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2003/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るせっかく愛媛にきたんだし、愛媛の歴史を少しは勉強するか―と思ってたら、いつの…

『墨子』(東洋文庫)

墨子 (東洋文庫)作者: 藪内清出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1996/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る『墨子』は講談社学術文庫とちくま学芸文庫で読んだけど、どちらも抄訳で、未収録の部分が多かった。それ以外の部分にも触れてみたか…

『宋名臣言行録』

宋名臣言行録 (ちくま学芸文庫)作者: 朱熹,梅原郁出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/12/10メディア: 文庫この商品を含むブログを見る密林から取り寄せたけど、帯を見ただけで読む気が失せた。あと、こういうものは抄訳なら抄訳と分かりやすくしてしてほ…

『代議制民主主義 - 「民意」と「政治家」を問い直す』

代議制民主主義 - 「民意」と「政治家」を問い直す (中公新書)作者: 待鳥聡史出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/11/21メディア: 新書この商品を含むブログ (20件) を見る小粒だけどいろいろ役に立つなーと思った。“代表”の話はとても大事なのに、何…

『保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで 』

保守主義とは何か - 反フランス革命から現代日本まで (中公新書)作者: 宇野重規出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/06/21メディア: 新書この商品を含むブログ (13件) を見る割と薄めだけど、ポイントを押さえたいい本かなーと思った。バークやチェス…

『無料で Windows が快適になる鉄板フリーソフト2017』が発売されているようです

窓の杜在籍時代に書いた記事の掲載許諾をいただきたいという連絡をいただいたので(ご丁寧にありがとうございます!)、許諾ついでに見本紙をいただいちゃいました。自分はよく知らないのですが、書籍なのでパワレポとか出している部署が担当なのでしょうか…

『銀の世界史』

銀の世界史 (ちくま新書)作者: 祝田秀全出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2016/09/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るAmazon のレビューはそこそこだけど、個人的にはダメ本だった。少なくとも自分には合わなかった。そもそも“銀”それ自体の話…

『貨幣の誕生―皇朝銭の博物誌』

貨幣の誕生―皇朝銭の博物誌 (朝日選書)作者: 三上隆三出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1998/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 奈良期から平安中期にかけて鋳造・発行された15種に及ぶ皇朝銭を、世界を視野に置きつつ…

『復元 白沢図: 古代中国の妖怪と辟邪文化』

復元 白沢図: 古代中国の妖怪と辟邪文化作者: 佐々木聡出版社/メーカー: 白澤社発売日: 2017/01/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る“白澤”がなにかすら知らないくせに買ってしまった。たまたま『山海経』の資料をあさってて見つけたんだよ…

『ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」』

ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」 (中公新書)作者: 伊藤章治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 59回この商品を含むブログ (36件) を見る大層評判がいいので買ってみたけど、個人的にはそれほ…

『哲学者・ソフィスト列伝』

哲学者・ソフィスト列伝 (西洋古典叢書)作者: ピロストラトス,エウナピオス,戸塚七郎,金子佳司出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2001/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るピロストラトスの『ソフィスト列伝』とエ…

『占いと中国古代の社会』

占いと中国古代の社会―発掘された古文献が語る (東方選書)作者: 工藤元男出版社/メーカー: 東方書店発売日: 2011/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る買っておいてなんだけど、自分にはまだ早かったらしく、よくわからなかった。そんなわけ…

『図解 ギリシア神話 歴史がおもしろいシリーズ』

図解 ギリシア神話 歴史がおもしろいシリーズ出版社/メーカー: 西東社発売日: 2014/02/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る前回読んだ本は図版が豊富だったけど少し物足りなかったので、密林を探索。ギリシア神話の本って玉石混交っぽくて、オン…

『ギリシア文明―神話から都市国家へ』

ギリシア文明―神話から都市国家へ (「知の再発見」双書)作者: ピエールレベック,Pierre Leveque,田辺希久子出版社/メーカー: 創元社発売日: 1993/04/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見るヘロドトスの『歴史』を読む…

『中国の神話』

中国の神話 (中公文庫BIBLIO)作者: 白川静出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/01/25メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (20件) を見るもっと早く読んでればよかったなぁ、と思った。春秋戦国時代あたりまでの歴史に触れるときは、神…

『[新訳]フロンティヌス戦術書』(と英雄カレス!!)

[新訳]フロンティヌス戦術書 古代西洋の兵学を集成したローマ人の覇道作者: フロンティヌス出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/03/07メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本書は、帝政ローマ時代に生きたセクストゥス・ユリウス・フロンテ…

『白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険』

白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険作者: 川添愛出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2013/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (12件) を見る最近読んだなかでは一番面白かった。夜寝る前に読み始めて、明け方前に読み終えてし…

『不平等との闘い ルソーからピケティまで』

不平等との闘い ルソーからピケティまで (文春新書)作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/05/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (4件) を見るKindle で読んだ。経済思想史を一通りカジったことがあるなら、中盤までは平易で、「(…

『ヘロドトス 歴史 中』

かの有名なマラトンの戦いから数えること三代の昔、ラケダイモンにグラウコスという者がいた。この者は若いながらあらゆることに秀でていたが、こと正義を重んずるという点では並ぶ者がない。正義の前では利益どころか命すら顧みないというありさまで、節義…